日本人は、水に感謝が足りない!?
少し前に、テレビでやっていた番組の事を書きます。
アフリカの貧しい村に井戸を掘ってあげるという企画で、
井戸掘りの名人という、いかにも職人という感じの
オジサンと、日本の若い女性タレントが他数人の
スタッフと一緒に、アフリカの村に行きました。
その村では、飲用や料理に使ったりする水を
歩いて三時間もかかる池に汲みにいくのです。
それは、子供たちの仕事なのです。
それも、一日2回!
池に着いて、がけを降りていき、
ペットボトルに汲んだ水を
ゴクゴクと飲んでいる子供たちを見て
オジサンと女性タレントは、泣いていました。
なんと! その水は、泥水がうすくなったような
濁った水だったのです。
とても、日本人は飲めません。
一口でも飲んだら、お腹こわして日本にお帰りです。
子供たちや現地の人は、免疫ができていて、お腹こわさないそうです。
当然、日本からきた人達は、日本から持参の水しか飲めないのです。
料理も食べることが出来ないようでした。
そこで、井戸掘り名人のオジサンは、燃えていました。
「必ず、キレイな水を村の中でいっぱい飲めるように、井戸を掘ってやる」 と。
結果、井戸は掘れて、水が出たのですが、水質検査をしたところ
村の地下を流れる水は、飲用に適さないということでしたが、
体を洗ったり、作物を育てるのに使えたそうなので
オジサンの功績は、大きいようでした。
日本という国は、水道の蛇口をひねれば、飲める水が出るという事に
感謝しなければならないなと、思ったのでした。